クレジットカードを使った副業ビジネスを拡大させて経営難に陥った西山ファーム(岡山県赤磐=あかいわ=市)=破産手続き中=の幹部らを相手取り、副業をしていた41人が5日、投資金や「保証金」として預けた資金など計約3億2500万円の返還を求めて名古屋地裁に提訴した。
訴状によると、原告は愛知、三重、岐阜、東京、長野の5都県の41人。西山ファーム側から「ファーム指定のネットショップで商品を購入してカード決済すれば、毎月、決済額に数%を上乗せした額を入金する」「現金を預けることで3・3%程度の利息が毎月得られる」などと説明、勧誘を受け、同社に金を支払った。だが昨年2月から入金が停止し、損害を被ったと主張している。被害額は1千万円超にのぼる人もいるという。
西山ファーム側の代理人弁護士は取材に対し、「訴えられるような業務は一切したことがない。遺憾である」とコメントした。
西山ファームをめぐっては、愛…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル